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製造工程

1.造型段取り

組まれた工程にしたがって、木型を準備し台車ラインに乗せ、 方案部や金枠をセットします。

自動倉庫

自動倉庫

木型は製品品質に大きく関わるものですし、お客様からの大切な預り物でもあります。当社では木型保管の強化に努め、自動倉庫と 200坪の木型倉庫を有し、木型を大切に保管しています。
また、木型の置場や生産履歴等はコンピューター管理しており、品質の安定、リードタイムの短縮につながっています。
( ※ 木型の保管費を一部負担していただくケースもございますのでご了承願います。)

工程ボード

工程ボード

この工程ボードではどの台車で何を生産するかが表現されており、段取りが終わると作業カードがボードからはがされ鋳型に張られていきます。このため進捗状況が一目でわかるようになっています。
また、この作業カードには、材質や重量、金枠サイズなど製品情報のほかに、方案内容や不良経歴、作業上の注意ポイント等も明記されており、品質管理にも一役かっております。
さらに、この作業カードは注湯を終えると事務所に戻ってきて、溶湯 No. 等が入力され、トレーサビリティがとれる仕組みになっています。

台車ライン

台車ライン

この台車ラインは 1週70分かけてゆっくりと回っており、その動きの中で造型が行われております。そのため多品種少量生産の工数管理を容易にし、鋳物屋の特徴でもあります重量物の運搬を大幅に軽減しています。

2.型込め

段取りされた金枠の中に、樹脂と硬化剤を混練した砂を充填します。

ロングアーム連続ミキサー

ロングアーム連続ミキサー

従来の工程では気温・湿度・砂温に左右されがちな砂の強度や硬化時間をコンピュータで制御することにより、安定した品質を作り出すことが可能になりました。

3.抜型

硬化した砂の中から木型を取り出します。

鋳枠反転機

鋳枠反転機

この反転機はあらゆるサイズに対応でき、より安全でスピィディに反転することが可能になりました。

4.塗型

砂の崩れや焼き付を防ぎ、製品の鋳肌をきれいにするために行います。

フロート式塗型装置

フロート式塗型装置

従来は人の手でハケ塗りされていたものを機械で掛け流すことにより、細いところもムラなく塗れ、業務の効率化を引き出しました。

5.中子製造

多品種少量で複雑な形状を作り出すために、ほぼ100%の中子を社内で製造しています。

バッチ式ミキサー

バッチ式ミキサー

中子の製造作業は非連続的に混練砂を必要とするため、バッチ式のミキサーにより砂のムダを抑えることができます。
また、このミキサーも連続ミキサー同様にコンピュータで管理されております。

6.中子納めとかぶせ作業

主型に中子を納め、複雑な形状を作り出す最終工程です。

中子納め・かぶせ作業

中子納め・かぶせ作業

いくつかの中子を組み付け、複雑な形状を作り上げます。この時、浮力に負けないように固定したり、注湯時に発生するガスが抜けるように細工をします。 そして、上型と下型を合わせます。

7.溶解

各材質の目標成分になるように材料を調合し、1500℃の溶湯をつくります。

高周波誘導炉

高周波誘導炉 1.5t の高周波誘導炉の導入により、材質の切替が容易になり、多種類の材質に対応できるようになりました。

8.材質試験

目標成分であることを確認します。

発光分光分析装置

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溶湯からテストピースを採取し、24元素の成分を分析し、目標成分であることを確認します。これにより全製品の成分保証が可能になりました。

9.注湯

取鍋に受けた溶湯を鋳型に流し込みます。

注湯作業

注湯作業

作業カードで指示された溶湯量をやはり作業カードで指示された温度で鋳込みます。過去の実績や経験をもとに、無駄なく良品がつくれるのです。

10.解枠

注湯翌日、鋳型から製品を取り出します。

シェーカークラッシャー

シェーカークラッシャー

解枠作業の機械化は省力化を実現しただけでなく、作業環境の改善にも飛躍的な効果をあげています。
また、砂処理設備の中にエコクラッシャーを導入することで、砂のリサイクル率を高め、産業廃棄物の削減に貢献しています。

11.ショット

解枠された製品の砂落しのためにショットブラストにかけます。

ハンガー式ショットブラスト

ハンガー式ショットブラスト

2006 年 8 月に導入したばかりの最新鋭のショットブラストです。インペラー回転方向が途中で変わる仕組みなっており、ムラなくショットがかかるようになりました。
また、通過式にしたことで、作業工程に流れができ、効率が上がりました。

12.仕上げ

堰やバリを切り落とし、製品を磨きます。

【仕上げ作業】

仕上げ 堰やバリをサンダーを使って切り落とし、必要に応じて製品を磨きます。いまだに手作業がほとんどで、省力化は大きな課題の1つです。
ただし、この作業は初期検査としての重要な役割も兼ねています。

13.製品検査

外観検査、寸法検査をはじめ、必要に応じた検査を行います。

ケガキ検査

ケガキ検査 外観検査と打音検査は全数行い、初回品や客先の要求など、必要に応じてケガキ検査を実施しています。
そのほかにも、超音波探傷試験、磁粉探傷試験の設備も完備し、硬度測定、組織確認、浸透探傷試験なども必要に応じて行っております。

14.納品

製品検査後、再ショット、最終検査をして出荷します。

3tトラック

3tトラック 納品は自社の3tトラックやチャーター便、混載便を利用して納品いたします。
また、製品によっては、焼鈍・ショット、錆止め塗装、鍍金、機械加工などの工程を経て出荷されるものもあります。
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