検査体制
寸法・ケガキ検査
製品寸法が図面寸法と合っているか、また加工代が確保されているかなどを検査します。
超音波探傷試験
製品内部に超音波を伝搬させ、内在するキズを検出します。
磁粉探傷試験
製品の表面及び表面直下の比較的浅い部分のキズを調査します。
放射線透過試験
放射線を照射し、内部欠陥を検出します。
(専門業者に依頼して行っています)
硬度測定
エコーチップ硬度計で製品の部分的硬度を計測します。
引張試験
溶湯または製品から採取したテストピースの引張強度を計測します。
ブリネル硬さ試験
溶湯から採取したテストピースの硬度を計測します。
発光分光分析
溶湯から採取したテストピースの24元素の成分を分析し、成分値が適正であることを確認します。
組織確認
顕微鏡を使用し、溶湯または製品から採取したテストピースの黒鉛球状や球状化率などを検査します。
浸透探傷試験
特殊な薬液を使い、製品内部から表面に開口している欠陥を調査します。
切断検査
製品を切断し、内在する欠陥を調査します。
3Dスキャニング
形状が複雑で寸法検査が困難な製品に対して、三次元測定機で部品形状をデータ上で立体的にとらえて検査を行います。