鋳物づくりに欠かせない大切なもの。それは砂です。
砂に樹脂と硬化剤を混ぜて鋳型をつくるのですが、ハイキャストでも毎日40トンもの鋳物砂を使用しています。
もちろん毎日40トンもの鋳物砂を捨てているわけではなく、使用した鋳物砂は日々再生して再利用するのです。
この鋳物砂を再生する装置をこの度更新したというわけです!
ハイキャスト羽生工場ができて27年が過ぎ、砂処理設備も27年間休まず働いてくれ、十分に役割を果たしてくれました。
感謝しかありませんね。ありがとう!!!
新たな砂処理設備は、もちろん最新鋭の機能を備えており、処理能力は約2倍に、イグロス管理や温度管理についてもIoTを活用した先端技術により鋳物砂の品位も格段に向上します。
2年ほど前からの構想設計から始まり、何度も打合せを繰り返し、工事が始まってからも、コロナ渦のやりにくい状況、雨ばっかりの7月、そして8月の猛暑、等々大変な状況ではありましたが、見事納期通りに完成させてくださいました。
太洋マシナリーの皆様、本当にありがとうございました。
先の見えない経済状況ではありますが、準備万端整っておりますので、ドシドシご注文をお待ちしています!
記 高橋健太郎