入社式!
食堂に紅白の幕を張って、新たな仲間を迎え入れました。
大学を卒業して、新たな1歩を踏み出した2人。
「ハイキャストの一員として一生懸命頑張ります!」と力強く抱負を語ってくれました。
ハイキャストは、お世辞にも女性が働きやすい職場とはいえません。
しかし、女性が働ける職場にしていきたいと真剣に考えています。
彼女たちはそのことを承知して入社してくれました。
新たな風を吹かしてくれるものと、大変期待しています。
皆さんも工場へお越しの際は、ぜひ声をかけて、激励していただけると嬉しいです。
記 高橋健太郎
以下は、本日の入社式で、親友社員に贈った私のメッセージです。
長文ですので、お時間があるときにお読みください。
Kさん、Tさん、入社おめでとうございます。
昨年のリクナビでのエントリーは、209名でした。
その中から会社説明会に来てくれたのが37名。
2次選考会に進んだのが18名
インターンシップ選考会が8名
そしてその8名の中から選ばれた2人が、TさんとKさんです。
最終選考の時に2人には、「ハイキャストにかける思い」というテーマで、作文を書いてもらいました。
どんなことを書いたか覚えていますか?
Tさんは、「私もハイキャストの一員になって、明るく楽しく元気よくを大切にして、ハイキャストの魅力を伝えられる社員になりたいです」と書いてくれました。
Kさんは、「チームワークを意識して、全力で楽しみながら、ハイキャストを鋳物業界のNo.1に導くことに貢献していきたいです」と書いてくれました。
この作文をみんなの前で披露して、内定を出したのが、去年の8月1日のことです。
おそらくあの時と同じ気持ちでいてくれていると思いますが、あの時以上に、期待と不安が大きくなっていることだろうと思います。
でも安心してください。
ここにいる全社員が、2人の入社を大歓迎しています。
ハイキャストに入社してくれて、本当にありがとう!
私はこのハイキャストを、自他ともに認めるいい会社にしたいと思っています。
それが私の夢だといっても過言ではないです。
ではいい会社って、どんな会社のことなのか?
このテーマは2次選考会でのディスカッションテーマにもしましたよね。
いろんな要素があって、簡単に一言では表せないかもしれませんが、私が思うには大きく2つの指標で表せると考えています。
1つは、「利益」です。
やっぱり、利益が出てない会社をいい会社とは呼べないでしょう。
そしてもう一つが、
私も含めた全社員の「活き活き度合」。
社員がどれだけ活き活きと働けているか。これこそがいい会社か否かを決める最も重要なファクターだと、私は思っています。
ハイキャストの仕事は、決して楽な仕事ではありません。
しかし、鋳物は、ありとあらゆるモノづくり産業をささえる、最も重要な仕事なのです。
だから、自分の仕事に誇りと自信を持って、取り組んでほしいと思っています。
ハイキャストの経営方針は、「楽しさの追求」ですから、
私の役目は、活き活き働ける環境を整え、活き活きと働ける仕掛けや仕組みを考えることです。
私はそれを一生懸命やっていきますが、勘違いしてほしくないのは、楽しさは与えられるものではないということです。
楽しさは自ら掴むものです。自ら楽しむ努力こそが大切です。自らが活き活きと働き楽しませる努力こそが重要なのです。
改めて2人に伝えておきます。
遠慮しなくていいです。思いっきり楽しんで仕事してください。
まだまだ女性が働きやすい職場環境には程遠い状態です。
昨年からUさんが入社して、Yさんも含めて、我慢してもらっていることがいっぱいあると思います。
こうして2人の女性が入社して、Iさんと本社のAさんとで、女性が6人になります。
女性の勢力が増してきて、やや恐ろしさもあるけれども、今までとは違った女性らしい新たな視点で、新しい風を吹かせてもらえたらと期待をしています。
はっきり言って、理想とするいい会社には、まだまだです。
でも、だからこそ2人の力が必要なのです。
つらいこともたくさんあると思います。決して一人で悩まず、いろんな人に相談してください。
一緒にハイキャストをいい会社にしていきましょう!
今日は本当に、入社おめでとうございます。
長文を読んでいただき、ありがとうございました。