今年は私を含め3人でこの大会に参加してきました。
1人は昨年度のMVP社員として(ハイキャストでは毎年社員の投票によってMVP社員を選出しています)、
もう1人は製造課長として、
私はこの会の副委員長としての参加です。
1日目は講演会。
中でも坂本教授と伊藤社長の話には圧倒されました。
法政大学の坂本光司教授は、あのベストセラー「日本で一番大切にしたい会社」の著者でもありまして、今回も大切にしたい会社とはどういった会社なのかについて、実際の会社を例にとってご講演いただきました。
いっぱい心に刺さる話がありましたが、2つのキーワードだけを載せておきます。
「国内にいながら世界を魅了する経営をしなさい!」
「さらば価格競争!」
考えさせられることがいっぱいです!!!
日本電鍍工業の伊藤麻美社長は、ディスクジョッキーや宝石鑑定士の経歴を持ちながらその仕事を捨て、倒れかけた親の会社をよみがえらせた壮絶な経験談をお話しいただきました。
最後まであきらめず勉強も継続して、社員との信頼関係を築き、会社を再生していく様は涙なしに聴いてはいられませんでした。
2日目は、㈱真岡製作所様と㈱伊藤鋳造鉄工所様の工場見学会
こうなりたい、こうあるべきだ、と思うところが随所にあり、大変勉強になりました。
いいものはどんどん真似していこうと思っています。
一緒に参加した社員にもとても良い刺激になったようで、
「参加させてもらって本当によかった!ありがとうございました!」
「いい会社にしていきましょう!」
「今回見聞きしたことを生かしていきます!」
「皆にも参加させてやりたかった!でも自分たちが伝えていきます!」
といった感想をもらいました。
また、
「社長が若手経営者委員会でどんなことをしているのか少しでも知れてよかった!」
「社長が以外にも有名人で驚きました!」
といった副産物もあったようです。
講演会の閉会の挨拶でも言ったのですが、これからのグローバル社会の中で、高度成長期を終えた日本が示すべきことは、坂本教授が大切にしたい会社とするような「人を幸せにする経営」だと思っていますし、それこそが他国との差別化を図り生き抜いていく王道のように感じています。
ハイキャストも、
3Kを代表する鋳造業であっても、考え方ひとつで、これほどまでも楽しく生きがいを感じて働く社員がいる「活気あふれる職場」が存在するとして、坂本先生のレパートリーに入れてもらえるよう頑張っていきたいと思います。
記 代表取締役社長 高橋健太郎